声を出せない人達から搾取する
これは精神障害者施設で普通に、
今現在続いている事実なのです。
これは施設で働く職員が漏らした話であり、
虐待に通じるものがあると憤りを覚えました。
障害者は暑くても寒くても黙っているから、
ギリギリまでエアコンを使用しないことで、
浮いた電気代を誰かがポケットに入れている。
それが原発事故から7年以上経過した今でも、
当たり前のように搾取は続いてるというのである。
この記事を目にした関係者は、
ただちに改善をはかるよう行動してほしい。
難しいことではないのです、
エアコンのスイッチを入れるだけですから。
理事長の部屋と同じ温度設定にしてくれれば、
上手く話せない利用者にとっても、
快適な環境になるに違いありません。
自己責任で節約すればご褒美がある
家庭で電気の節約をすれば、
少しだけとはいえ電気代は安くなりますよ。
ところで電気の消費量が多い施設になると、
電気の節約は非常に大きな利益をもたらします。
あなたの近所にもあるモールの電気代などは、
1カ月で一戸建ての家が買えるほどなのですよ。
このような施設で節約に励めば、
毎月数百万円も電気代が安くなります。
原発事故から1年位はどこもかしこも、
照明を暗くして不景気な感じがしましたよね。
その裏でビルなどの商用施設のオーナー達は、
かなりの経費削減効果にウホウホしていました。
しかし競争原理が働く世の中では、
いつまでも暗いままじゃお客さんが離れてしまいます。
今ではどこのショッピングモールに行っても、
明るいLEDの照明が一日中点灯しています。
家畜や野菜の施設でも快適な環境なのに
何も言わない言えないといえば、
温室の野菜も畜舎の牛も同じですけど・・
そこではエネルギーの費用を惜しますに、
ちゃんと管理されています。
なのに人間が生活する場所で、
勝手に電気を節約されてしまうのです。
しかもその恩恵(浮いたお金)は、
過酷な環境に置かれた人達ではなく、
素晴らしい環境にいる管理者の物となります。
利用者からもらう料金は同じなので、
サービスを悪化させることで儲かるシステムです。
エコで環境にやさしく(自分の懐にやさしく)、
障がい者にしわ寄せするエコノミックアニマルども。
管理者がアニマルでは、
救われない人達が増えるだけです。
そこで働く職員も声を出せない
利用者に悪い事をしていると、
わかっていても意見を言えないのが職員です。
上の指示に逆らえば、
自分の首が飛ぶのですから。
また利用者を預けている親族も、
強く言うことができないのです。
ずっと施設に入れておきたい家族は、
もし追い出されでもしたら大変だから、
抗議の声を抑えてしまうのです。
我が子や兄弟がかわいそうでも、
実際のところ家に戻されたら、
自分の生活が壊れてしまうからです。
厚労省の官僚は机でプランを考えるな
現実を知らない官僚が、
予算の都合に合わせて作りだすプラン。
このせいで苦しむ人が大勢いたし、
この傾向はまだまだ続くのでしょう。
官僚よ、国民の下僕たちよ、
現実を学ぶために障がい者に触れてみよ。
一度でいいから、
下の世話をしてみるがいい。
家族のジレンマや、
施設で働く職員の気持ちをイマジンせよ。
そうすれば地獄のような、
現実を無視した法案などは、
決して思い付くことがないだろう。
現場が近い地方のお役人は信頼していますから
市区町村の担当者の方へ、
このような事例が放置されないよう、
しっかりと監督してくださいネ。
このブログ管理人が取材した、
問題の施設は千葉県にあります。
問い合わせフォームから、
連絡いただければ、
詳細をお伝えいたします。
震災前後で大きく変化したであろう、
電気料金のデータを調べるだけで、
搾取の事実が明らかになるでしょう。