楽なバイトには訳がある

 

 

受け子に対する裁判の行方

 

一審で無罪、

高裁が差し戻し。

 

「小包の中身は知らなかった」

これで無罪のはずだったが・・・

 

毎度の手口で高齢者が500万円を、

だまし取られた特殊詐欺事件ですよ。

 

現金を受け取る役の「受け子」が、

逮捕・起訴された容疑者の供述を、

今後どう判断するか注目されるところ。

 

一審の大阪地裁は詐欺の被害金とは、

認識していなかったとして、

詐欺罪について無罪を言い渡した。

 

が、今年1月の大阪高裁判決は、

一転して一審判決を破棄し、

審理を地裁に差し戻したのですわ。

 

 

事件のポイント

 

それは「善意か、悪意か」です。

 

法律用語では、

「善意=知らなかった」

「悪意=知っていた」

という意味です。

 

つまり、荷物があやしいものだとは

「知らなかった」が通れば無罪です。

 

 

魅力的なバイト

 

荷物を受け取るだけで、

3万円もらえる!?

 

こんな話が飛び込んで来たら、

あなたなら、どうしますか?

 

当然、そんなばかな話はないので、

知らんぷりするでしょう。

 

もしくは警察に相談でもするか。

 

でも、今どきの若者にとっては

誘惑に勝てない事情がありますよ。

 

それは貧乏だからです。

 

働いても、働いても貧乏から

抜け出すことができません。

 

だから、手を出してしまう、

のかも、しれませんね。

 

 

貧乏は悪

 

「金持ちはケンカしない」

といいますが、真偽は不明です。

 

でも、

貧乏だとケンカが絶えないのは、

事実であると、心からそう思います。

 

争いも、犯罪も、

貧困が最大の原因でしょう。

 

年収100万とか200万で、

生活する人が増え続けている、

そんな日本の現状を、

変えなくてはいけません。

 

お金はザブザブと、

あふれているのに・・・

 

黒田さん、ちっとは

責任感じるべきじゃないの?

 

 

一番悪いやつは誰だ

 

被害者は、高齢者。

 

加害者は詐欺集団。

 

しかし、それだけで

済ませていいのだろうか。

 

犯人を罰するだけで、

このような事件がなくなるか。

 

罰則を強化すれば、

このような事件がなくなるか。

 

犯罪の発生する背景に、

目を向けない限り、

そこに、

手当てしない限り、

今後も特殊詐欺などは、

増え続けるのだろうと思う。

 

一番悪いやつは・・・

誰なんだろうか。

 

管理人も、社会人として

責任の一端は、

あるかもしれません。